テレビアンテナのコンセントがない場合の対応策

テレビを見たい部屋にアンテナ用のコンセントがない場合、おもな対応策として、「室内アンテナを使う」、「ほかの部屋からケーブルを引く」、「アンテナを新たに立てる」、「ケーブルテレビを利用する」の4つが考えられます。このうちのどの方法を選択するかは部屋の状況や周辺環境によりますが、すべてを業者まかせにせず自分でもおおまかなプランを立てておくことは大切です。それぞれのメリットとデメリットを把握したうえで、自分の家に合った方法を選びましょう。

部屋にコンセントない!プロならどうする?

テレビアンテナ用のコンセントない場合の対応策にはいくつかのパターンがあり、アンテナ工事のプロたちはその家の状況を瞬時に把握し、最適な視聴方法を提案しています。前述した4つの視聴パターンのうち、最も手軽でコストがかからないのはほかの部屋からケーブルを引く方法ですが、場合によっては信号を分配する必要があり、もともとの電波の強さによっては画面が正常に映らないケースが考えられます。アンテナの新設やケーブルテレビの利用であれば電波の問題は解決しますが、その分金銭的および時間的なコストがかかってしまいます。アンテナの新設といっても、自宅の敷地内にそれ相応の専用スペースがなければ難しいですし、集合住宅の場合はそもそもアンテナを立てることそのものが許されません。コンセントない部屋でどうしてもテレビが見たい場合はスマホやタブレットからの視聴も考えられますが、受信電波が安定しないという欠点があります。どの方法が本当に最適かは依頼の段階でプロフェッショナルにきちんと判断してもらいましょう。

テレビアンテナ工事の強い味方!ブースターと分配器の役割

テレビアンテナの設置工事に必要となるのは、アンテナだけではありません。自宅周辺の電波環境によっては、ブースターや分配器などのオプション器具が必要になる場合もあります。ブースターはわかりやすく言うと電波補強装置で、山間部や都市部でも遮蔽物の多い住宅街などでテレビアンテナを取り付ける場合に用いられます。ブースターには室内用と屋外用の2種類があり、屋外用のほうがより強い電波を確保できますが、雨風にさらされるため劣化が激しくなるというデメリットがあります。本格的な電波補強には屋外用、「映ることは映るけどもう少しきれいに映したい」という場合には屋内用、という風に実際の現場では使い分けられているようです。分配器は言ってみれば電波の交通整理役で、複数の電波が複雑に入り組む構造の建物で電波信号を安全に受像機まで届ける役割を果たします。ブースターと分配器いずれも数千円単位で購入でき、取付費用を入れてもそれほどのコストにはなりません。

スマホでテレビが観られる時代だけれど

IT技術が進歩した現在、テレビのコンセントない部屋でもスマホやタブレットで好きな番組を好きな時間に楽しめるようになりました。アンテナ用コンセントない部屋では便利なとくに視聴方法で、この傾向は今後ますます加速していくと考えられます。まさにテレビのポータル化に突入したわけですが、ではテレビアンテナ工事の需要がまったくなくなったかというと、実際はそうではありません。スマホやタブレットも便利だけれど、やっぱり好きな番組は大きな画面で思いきり楽しみたい。そういう人がいるかぎり、アンテナ工事の需要はなくならないのです。最新のスマホは確かに画質もきれいで音質もハイクオリティですが、それでもやはり、大画面テレビの迫力にはかないません。かぎられた画質や音質でも楽しめるバラエティ番組はスマホで観て、本当にお気に入りのドラマや映画はテレビで録画する、という使い分けをしている人もいるそうです。ハイクオリティな臨場感を味わいたい人には、アンテナ工事によるテレビ視聴をおすすめします。

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