アンテナ工事に関する実際にあったトラブルとその対処方法とは

テレビを見るためのアンテナを設置するのは、高い屋根の上なので、自分で設置するのは難しいです。電波を受信するので、できれば業者にお願いしたいところです。ところが、このアンテナ工事で、思わぬトラブルに巻き込まれることが少なくありません。実際に起きた体験談を元に、どのようなトラブルが起こりえるのか、起きたときの対処法と事前にトラブルを防ぐ為にどのような点に注意すればよいのかをまとめました。

どんなときに起こる?テレビのアンテナ工事に関するトラブル

一番多いトラブルは、金銭にまつわるものです。事前に見積を出してもらったのに、実際に請求された金額と違うということがあります。事前の電話での見積が不十分だとそういったことが起こりえます。電話での見積での金額と実際に現地に来て貰った時の見積の差が大きいなどということがあります。

業者との間に家電量販店やホームセンターなどの仲介者が介入したときに、仲介手数料を上乗せされている場合があるのです。相見積を取りたくても、実際に現地に来て貰うと見積料金が発生するところがほとんどなので、相場知らなければ、相場以上の金額を知らずに支払うということにもなりかねません。相場を知ってから、事前に電話などで見積をしっかりと取る必要があります。現地で、金額が上がる場合はどのようなケースが想定されるのかも確認した方がよいです。

また安いからといって、電気工事士の資格を持っていない人がいる業者に依頼した場合、設置場所が悪くて、テレビが映らなくなったり、アンテナを設置することによって、他の設備に不具合が生じることがあります。

例えば、瓦や屋根が破損したり、ソーラーパネルの上に影になる用に設置してしまいソーラーパネルが機能しなくなったりする場合です。瓦や屋根の破損を申告してくれればよいですが、ひどいところだと、屋根に上がることがほとんどないことをよいことに知らん顔をされることがあります。後日破損に気付いても、いつ壊れたかが分からない為に恍けられる可能性もあります。ひどいケースでは、その破損が原因で雨漏りをするようになったという事例もあります。

アンテナを設置して、他のものが機能しなくなったら、また業者に頼まなければなりませんし、二度手間です。そういったことも含め、実績があるところや、誠実に対応してくれる業者を選びましょう。

工事終了後には、しっかりと立ち会うことも、トラブル回避になります。また、工事後の保証期間を設置しているところは、優良だと判断できます。

トラブルなくアンテナを設置したいなら悪徳業者に騙されないで

アンテナに関するトラブルの内容は、金銭に関係したことだけではありません。一番怖い個人情報を流出させてしまった業者が実際にあります。事前に伝えていた連絡先を含む個人情報が流出して、アンテナ工事に関係のない業者から度々連絡が来て不快な思いをしたというトラブルです。契約の際に、個人情報保護に関する誓約書にサインをするか否かでその後の対応も変わってきます。

情報流出はもってのほかですが、万が一起きてしまった場合の補償などについても、しっかりと明記されている業者を選んだほうが懸命です。そのようなことがない業者を選ぶのが一番よいことですが、万が一トラブルに巻き込まれてしまっても泣き寝入りしないためにも、そこのところは事前にきっちりしておく必要があります。

また業者によっては、アンテナの種類を提示してくれないところもあります。当然ながらアンテナは1種類だけでなく数種類あり、価格もものによって変わってきます。設置する屋根の形状や場所によって、ベストなアンテナが違います。

しかし、扱い難いから、安価になるからと合わないものをおしつける業者も中にはいます。後々問題が起きてしまいます。情報を知らなければ、業者に押し切られてしまいがちですが、事前のしっかりとしたリサーチによって、このトラブルは回避できます。複数のホームセンターや家電量販店で聞いたり、インターネットなどで情報を仕入れることによって、1種類のアンテナを半ば強引に設置するというトラブルは防げます。

業者に依頼する際に、簡単な質問をしてみて、どうこたえるかによって判断したり、作業員が資格を取得しているかを聞いてみるのもよいでしょう。設置の仕方が雑だと、テレビが映らなくなる、折れてしまう。受信状態が悪くなるなどといったことも起きてしまいます。

実際には、自分でやらなくても、自分で出来るくらいの知識は、頭に入れておいたほうが、悪徳業者にひっかからずにすみます。

アフターケアまで万全な業者を選んでトラブル回避

アンテナ工事が無事に終了して、テレビをみようとしても、数週間後に映らなくなったというトラブルは、少なくありません。その際に、また業者を呼んで、設置費用を払ってということになれば、コストも掛かってしまいますし、業者もわざと映らなくして、数ヵ月後にまた収入を得ようとする悪徳業者も出てくるかもしれません。

そうならないために、工事終了後に一定期間保障期間を設けている業者を選びましょう。その期間内であれば、無償、もしくは格安で工事を請け負ってくれる業者は、優良業者です。なぜなら、工事に掛かる人件費や交通費は、業者もちですから、損が出てしまいます。損が出ない為に、一度目の工事をきちんとやろうとするからです。

また、まれにアンテナ自体の初期不良がおきたりします。そうなるとアンテナを交換しなければなりません。優良業者は、アンテナ交換もしてくれます。自身で商品を交換に行く手間が省けます。ただし、アンテナにも保障期間がありますので、期限内に済ませる必要があります。

長い間、強い雨や強い風にさらされ、アンテナの向きがずれてしまったら、どうすればよいのでしょうか。この場合も、期限はありますが、業者によっては無償や格安で直してくれるところがあります。

一風変わったトラブルとしては、アンテナに鳥がとまったり、巣を作ったためにおきた糞害です。残念ながら、こちらは保証の対象外ですので、自分で気を付けるしか対処法はありませんが、壁に設置するタイプのデザインアンテナは、鳥がとまりやすい設計ではないため、糞害は起きないです。

余談ではありますが、自然災害による破損は、業者やメーカーの保証の範囲外ですが、火災保険の対応が可能の場合があります。一度ご加入されている火災保険を確認してはいかがでしょうか。

まとめ

アンテナの設置工事に関して、トラブルにあわないためには、相場やアンテナの形状、保証があるか否かを事前にリサーチしておく必要があります。その際、口コミを参考にしたり、いくつか質問をしてみて、対応をみてから選んだほうがよいです。

また、工事後は、その場でしっかり確認しましょう。屋根の上に上がるのが危険だという場合は、設置状況を写真に収めてもらうなどして、後々のトラブルに発展しないようにその場で判断しましょう。

万が一トラブルに巻き込まれた場合は、泣き寝入りしないで、しかるべき機関に対応してもらうなど毅然とした態度が必要です。